こんにちは、よく禅問答を繰り返すジュンです!
あなたは「生きる意味が分からない」と考えたことがあるでしょうか。
毎日が充実していると、人生を気にする余裕は生まれにくいかもしれません。
しかし、人生につまづいたとき、「私は何のために生きているのか…」とむなしくなるケースがあります。
そこで今回は、いろいろ生きる意味を考えた私が、生きる意味が分からない、見い出せないときに実践する7つの対処法などをご紹介しましょう。
この記事を読むことで、生きる意味の新しい考え方に気がつきますよ。
人生に立ち止まったとき、すぐにまた歩き出せる、心の引き出しが増えることでしょう。
生きる意味が分からない…なら”生きる意味”を考える
まず最初に考えたいのが、”生きる意味とは何なのか”ということです。
これは、人の数だけ答えがあると思います。
過ごしてきた人生や価値観が、人によって異なるからですね。
たとえば、プロサッカー選手を目指す学生であれば、生きる意味は「サッカーを本気でやること」かもしれません。
家庭を大切にするお父さんであれば、生きる意味は「家族を養うこと、守ること」でしょう。
もちろん、生きる意味が大それた必要はありません。
- 楽して生きること
- 異性にモテること
- 休日にひたすら寝ること
など、100人いれば100通りの”生きる意味”があるはずです。
しかし、中には、
「生きる理由が見つからない」
と、ふさぎ込む人もいるのではないでしょうか。
また、真面目な人ほど、生きる意味を無理やり型にはめがちです。
生きる意味が分からないことに引け目を感じ、「私は○○のために生きている」と、本心ではない理由付けをつい行ってしまうのです。
”生きる意味を探すこと”を生きる意味に
私も生粋のネガティバー(ネガティブな人)で、生きる意味をずっと見い出せませんでした。
ただ、最近は人生について「生きる意味なんて別に探さなくていいのでは?」と考えています。
これは、生きる意味を否定するわけではありません。
趣味や特技を生きる意味に置き換えられないのであれば、「”生きる意味を探すこと”を生きる意味にすればいいのでは?」と言いたいのです。
その結果、生きる意味が見つからなくても、別に問題はありません。
なぜなら、生きる意味を探す”意識”をもち続けることにより、あなたの人生で、
- 何ができるのか
- 何が得られるのか
- 何と出会えるのか
- 何を考えられるのか
という、日々の新しい発見が得られるからです。
生きる意味の探す方法も、具体的には”周りの世界に好奇心を向ける”だけです。
”アンテナを張り巡らせる”という表現でもありますね。
そうすることで、毎日の新しい発見が得られるのです。
また、生きる意味を探すことは、”いかに自己満足に生きられるか”とも私は考えます。
自己満足とは、他人の評価や意見をいちいち気にしないことです。
人に迷惑をかけることではありません。
ただ、天秤にかけた結果、
もちろん、何かを決断するときは、他人の評価や意見を参考にして構いません。
しかし、他人の評価や意見が決断の理由になると、あなたの可能性はどんどん狭まるでしょう。
自分が満足できることを探し続ければ、それが生きる意味に変わるはずです。
「生きる意味が分からない」と感じる8つの原因
次に、「生きる意味が分からない」と感じる原因は、どういったものがあるのでしょうか。
ひとつずつ詳しく見ていきたいと思います。
- 孤独感に襲われている
- つらい毎日を送っている
- 暇を持て余している
- マイナス思考である
- 毎日が単調でつまらない
- 仕事で失敗した
- 何もやりたいことがない
- 人間関係がうまくいかない
1. 孤独感に襲われている
生きる意味が分からない方は、孤独感に襲われているケースが多いです。
人は、”不安を解消したい”という理由で、群れを作りたがる生き物です。
人は、不安な気持ちを他人と共感し合うことで、自分の不安を和らげることができます。
もし群れを作れなければ、不安な気持ちはひとりで処理しなくてはいけません。
反対に、自分にたしかな自信がある場合はどうでしょう。
その場合は、群れにいなくても、不安や恐怖に打ち勝つことができます。
一匹狼というやつですね。
ただ、この世の中で、自分にたしかな自信がある人は、そう多くないのではないでしょうか。
つまり、誰もが強い一匹狼ではないのです。
心の通じ合う仲間がいなければ、人は世界に取り残されたような孤独感に襲われやすいです。
そして、孤独感は「どうせ自分は他人から必要とされていない」と、ネガティブな思考を引き寄せ、自己評価を下げ続けます。
その結果、人は次第に生きる意味がわからなくなります。
■参考:人はなぜ群れたがるのか
2. つらい毎日を送っている
つらい毎日を送っていると、生きる意味が分からない状態になりやすいです。
たとえば、
- 大切な人に不幸があった
- 親友や恋人との別れがあった
- 学校や職場でイジメを受けている
- 家庭環境がよくない
など、先が見えないような、つらい出来事に直面したとしましょう。
時間が解決してくれる問題であっても、解決までのストレスに耐えられないケースは多くあります。
また、自分の力ではどうにもできない問題に対しては、無力感を感じやすいです。
「毎日がこんなに苦しくて、果たして生きる意味はあるのか?」と考え、人は生きる意味を見失うようになります。
3. 暇を持て余している
暇を持て余すと、生きる意味が分からない状態になりやすいです。
もしあなたが忙しいながらも充実していれば、ふと立ち止まって「どうして生きてるんだろう…」と思い悩むケースは少ないと思います。
また、充実している中の休日であれば、しっかりリフレッシュもできるでしょう。
しかし、あなたが暇を持て余すような生活を送っている場合はどうでしょう。
何からも縛られないことに、最初は自由を感じるかもしれません。
しかし、リフレッシュにある程度の満足をすると、次第にやることが思いつかなくなります。
たとえば、お盆や年末年始の長期休みを思い出してみてください。
最初は楽しかったのに、終盤は惰性で過ごした経験はないでしょうか。
ずっと熱中できる趣味があればまだいいですが、そうではない人も多いと思います。
暇を持て余す生活は、その長期休みの惰性がずっと続くのと同じです。
したがって、惰性の状態が続くと、生きる意味を見失いやすいです。
4. マイナス思考である
生きる意味が分からない原因のひとつに、マイナス思考であることが挙げられます。
つらい出来事が起きていなくても、もともとマイナス思考をもつ場合、暗い気持ちになりやすいです。
マイナス思考の人は、
「自分には何もできない」
「楽しいこと以上につらいことが待っている」
など、人生のマイナスな部分にフォーカスをして、自分からどんどん落ち込んでいきます。また、
- うつ病
- 自律神経失調症
など、心の病を患う方も、マイナス思考の傾向が強いです。
5. 毎日が単調でつまらない
毎日が単調でつまらないと、生きる意味が分からない状態になりやすいです。
このケースは、学生より社会人の方が当てはまりやすいかもしれません。
学生であれば、学校の授業や行事などで、まだメリハリのある生活が送りやすいでしょう。
しかし、社会人の場合、職種によっては毎日同じ作業を繰り返すばかりです。
- 毎日同じ電車で出勤する
- 毎日同じ作業をする
- 毎日同じランチを食べる
- 毎日同じ帰路をたどる
このような変化のないルーティンを送り続けると、人はどうなるでしょう。
生活に刺激がなくなり、生きる意味を見失いやすいです。
人生には、目的やワクワク感がないといけません。
- 週末に友人と遊ぶ
- 趣味にいそしむ日を作る
- 人との出会いを楽しむ
など、その日が待ち遠しくなる予定を入れるべきでしょう。
6. 仕事で失敗した
仕事で失敗したときも、生きる意味が分からないほどの暗い精神状態になりやすいです。
とくに、周りに迷惑をかけるような失敗の場合、今まで築き上げた自信が吹き飛ぶかもしれません。
仕事へ熱心に打ち込む人ほど、失敗したときのショックは大きいのです。
人はミスをする生き物なので、失敗を完全に防ぐことはできません。
先輩や上司も、みんな一度は大きな失敗をしているのです。
また、失敗をすることで、人は成長します。
失敗は、一人前になるための近道と考えるべきでしょう。
7. やりたいことが何もない
生きる意味が分からない人は、やりたいことが何もない場合が多いです。
- スポーツ選手になりたい
- 東大に受かりたい
- 大手企業に就職したい
- 希望の仕事にチャレンジしたい
など、叶えたい夢や目標がないので、自分が未来で活躍するイメージが湧きにくいです。
何もやりたいことがないとは、”視野が狭い”という意味でもあります。
あらゆる可能性をまだ知らない状態なので、「やってみたい!」となる選択肢が圧倒的に少ないのです。
たとえば、初めて潜ったスキューバダイビングが、あなたにとって人生を変えるほどの体験になるかもしれません。
仕事を辞めて、海の近くに引っ越すほど、スキューバダイビングにハマる可能性だって否定できないのです。
しかし、それは実際に体験をしないと、一生気が付くことはありません。
これは、好奇心が弱いから起こる問題です。
「自分に楽しめるものがこれ以上あるわけない」と決めつけずに、一度アンテナを広げてみましょう。
そして、少しでも気になるものがあれば、面倒がらずに一歩を踏み出すべきなのです。
8. 人間関係がうまくいかない
人間関係がうまくいかないときも、生きる意味が分からない状態になりやすいです。
もし大切な人がいれば、その人はあなたにとって影響力が大きいはずです。
そんな人とささいなケンカをした場合、あなたはいつも以上に傷つきやすくなるでしょう。
もしその大切な人と縁が切れたら…
あなたに訪れる、動揺や悲しみ、ショックは計り知れないはずです。
重要なのは、「誠意のない対応が原因で、大切な人との縁が切れたら…」とイメージをすることです。
その避けたい未来のイメージを心がければ、大切な人にいつも優しく接することができるでしょう。
生きる意味が分からないときの7つの対処法
それでは「生きる意味が分からない」と感じたとき、どのように心のケアをすればいいでしょうか。
7つの対処法をご紹介したいと思います。
- 自分の気持ちを紙に書き出す
- 小さな生きがいを見つける
- 人のために生きる
- 短所の改善に目を向ける
- 睡眠をしっかりとる
- 明るい人と過ごす
- 口癖を変える
1. 自分の気持ちを紙に書き出す
生きる意味が分からないとき、自分の気持ちや考えを紙に書き出すのは有効な手段です。
それは、紙にアウトプットをすることで、自分の気持ちや考えを客観的に見られるようになるからです。
- 人間関係
- 仕事
- 経済事情
など、何か不安を感じたとき、考えが堂々巡りしてしまった経験はないでしょうか。
他にやらないといけないことがあるのに、気持ちのコントロールができず、作業が手につかなくなったケースは私にもあります。
そもそも、人間の脳の70%以上は、ネガティブ思考が占めると言われています。
それは、脳がさまざまなリスクから自分自身を守るためです。
ポジティブ思考や楽観主義は、油断につながります。
そして、想定していない危機が訪れたとき、人は精神的ダメージが大きくなりやすいのです。
反対に、ネガティブ思考の場合、人は心の準備ができるようになります。
さまざまなリスクを想定することで、
- 問題そのものの回避策
- 問題が訪れたときの解決策
が思いつくようになるのです。
つまり、ネガティブ思考は、受け身を取るためのリスク管理ということですね。
したがって、自分の気持ちを頭の中だけに留めると、ネガティブ思考に取り込まれる恐れがあります。
そのため、自分の気持ちは一度、紙に書き出した方がいいでしょう。
実際、言葉にすることで、
- モヤモヤの正体がわかる
- 実は大したことのない悩みだった
- 続けて対処法が思い浮かぶ
などの効果があります。
また、自分の気持ちを書き出すことは、心の整理になります。
「これからどのように生きたいか」を考える機会にもなるでしょう。
仮に答えが出なかったとしても、人生を考えること自体が大切なのです。
■参考:天喜メンタルトレーニング
2. 小さな生きがいを見つける
生きる意味が分からないとき、小さな生きがいを見つけることをオススメします。
恋人や夢など、いきなり大きな生きがいを見つける必要はありません。
それより自分が「毎日同じようなことをしている」と感じたら、何か少しの変化をつけるのがいいでしょう。
- 週に一度は新しい店に入ってみる
- 思い切ってゲームを買ってみる
- 趣味系の集まりに参加してみる
そのように、日常生活で小さな生きがいを探すことで、だらだらと過ごす時間は少なくなります。
また、外へ注意を向けると、アンテナの感度は鋭くなりやすいです。
その結果、あなたはささいな楽しみや喜びも感じやすくなるでしょう。
「楽しい」「うれしい」の感情は、人を前向きにさせるパワーがあります。
ただ、小さな生きがいを見つけることに躍起になる必要はありません。
気持ちを楽にして、ゆっくりアンテナを広げてみましょう。
なお、死ぬまでにやりたいことを100個リストアップするのもオススメです。
(私もやりました)
3. 人のために生きる
生きる意味が分からないとき、”人のために生きる”という解決策があります。
なぜなら、人を思って生きることで、生きがいが見つかるケースがあるからです。
ただ、人の喜びが行動のすべてになってしまうと、逆に生活が窮屈になるかもしれません。
それぐらい、あなたと他人の利害関係は、一致しないことが多いです。
たとえば、あなたは音楽で食べていきたかったとしましょう。
しかし、家族はあなたの夢に反対で、どこかへ就職してほしいと考えています。
この場合、もしあなたが家族の願いを優先にして、ミュージシャンの夢を泣く泣く諦めたらどうでしょうか。
あなたの決断に家族は喜ぶので、”人のために生きる”ことにはなったのかもしれません。
しかし、それであなたは生きがいを感じられるでしょうか。
極端な例でしたが、つまり「100%人のために生きるのは難しい」と私は考えます。
周囲が大切にしていることをしっかり受け止め、自分でどう答えを出すかの決断が大事になるでしょう。
できるなら、折り合いがつけられる範囲で、”人のために生きる”のがいいかもしれません。
簡単ではありませんが、周囲の喜びや感謝で生きがいをきっと感じられるでしょう。
4. 短所の改善に目を向ける
生きる意味が分からないとき、短所の改善に目を向けるのはどうでしょうか。
短所はコンプレックスにつながりやすく、自信も失いがちです。
そして、引っ込み思案になると、人望を集めるのはなかなか難しいでしょう。
その結果の疎外感が、「生きていても楽しくない」という暗い気持ちにつながるかもしれません。
もし短所を乗り越える努力ができれば、かならず何かの展開があるはずです。
その展開をどう広げるかで、何もしなかった頃より、あなたは成長することになります。
その成長が自信に変わったとき、人生に生きがいを感じるかもしれません。
5. 睡眠をしっかりとる
生きる意味が分からないのは、単純に疲れや睡眠不足だからというケースがあります。
疲れや睡眠不足になると、気持ちが落ちやすいです。
もともと、「人の脳はネガティブ思考が大部分を占める」と、上の方で説明しました。
つまり、体の不調は心の不調につながりやすくなるのです。
当たり前ですが、解決策は疲れや睡眠不足をとることが挙げられます。
睡眠時のリラックス効果を高めるには、
- 布団を干しておく
- ゆっくり湯船に使る
- アロマやお香を焚く
などの工夫をするのがいいでしょう。
また、仕事が忙しすぎる場合でも、休暇を取るように心がけるべきです。
当たり前ですが、これはあなたの人生です。
休みを取ることで立場が悪くなったとしても、体調を崩したら元も子もありません。
6. 明るい人と過ごす
生きる意味が分からないとき、明るい人と過ごすと気持ちが楽になりやすいです。
人は、どうしても一緒に過ごす人の影響を受けやすいです。
悲観的な人と一緒にいて、こちらも気分が暗くなったことはありませんか?
「単純に嫌な気持ちにさせられた」というケースもあると思います。
反対に、
- 性格の明るい人
- 考え方が前向きな人
と同じ時間を共有すると、あなたもいい影響を受けやすいです。
ただ、あなたが悲観的な性格の場合、相手を嫌な気持ちにさせるかもしれません。
周りを暗くさせるような意見は、なるべく周りに話さない方がいいです。
また、明るい人と一緒に過ごせば、あなたのマインドも高められることでしょう。
対話を通じて、価値観が変化するので、生きることのモチベーションも高くなるはずです。
7. 口癖を変える
生きる意味が分からないとき、普段の口癖を変えるといいでしょう。
口癖は人生を左右すると言われています。
「自分なんて」
「できない」
「無理」
「でも」
「だって」
このような口癖は、あなたの心をあなた自身で洗脳していきます。
そして、それはかならずしも、口に出す必要はありません。
「自分は何をやってもダメだ」と考えるだけでも、思考はネガティブになるのです。
しかし、それは逆のケースにも当てはまります。
つまり、ポジティブな言葉を繰り返せば、モチベーションは上向きになるのです。
「自分は成功できる」という自信は、人生の成功に求められる一番の秘訣といっても過言ではありません。
その一番の秘訣が、口癖によって達成できるのなら、実践するに越したことありませんよね。
- 笑う門には福来たる
- 人を呪わば穴二つ
などの言葉もあるように、行動が気持ちに影響を与えるのは有名な話です。
また、哲学者の中村天風も、「自分が発した言葉が、直接自分の意識に影響を与える」という内容の言葉を残しています。
中村天風は、松下幸之助や稲盛和夫が教えを受けたほどの存在です。
つまり、世界を変えるためには、まず自分が変わらなくてはいけません。
自分を変えるには、口癖を変えましょう。
口癖は言葉であり、言葉は脳の情報や感情を引きだす鍵なのです。
※実際に「うれしい」と言葉にすると、脳は「うれしい」に当てはまる記憶や感情を引っ張り出します。
心のバランスをとる、2つの心がけ
生きる意味が分からないとき、心のバランスがうまくとれていない場合が多いです。
心のバランスをとるには、ストレスを溜め込まずに、無理をしないことが大切です。
それでは、心のバランスをとるには、どういった心がけをするべきでしょうか。
ひとつずつ見ていきたいと思います。
- 無意識に我慢していることを知る
- 嫉妬で自分の可能性を知る
無意識に我慢していることを知る
心のバランスをとるには、まずあなたが無意識に我慢していることを知らなくてはいけません。
それは、我慢の事実を意識することで、はじめて自分の気持ちと向き合えるからです。
自分が我慢しているかどうかは、他人の振る舞いに対する感じ方で分かります。
他人の振る舞いに、嫌な気持ちを抱いたことはないでしょうか。
たとえば、横柄な態度の人を見かけると、不快な気持ちになりますよね。
それでは、その不快な気持ちはどこから来るのでしょうか。
実は、他人に感じる「それはおかしい」という気持ちは、自分が自分に禁止した行為のひとつと言われています。
先ほどの例では、「自分も本当は横柄な態度をとりたい」と内心では考えています。
しかし、教育や環境の影響で、無意識に我慢を強いられているのです。
”横柄な態度”をとらないように、私たちは我慢をしています。
それにもかかわらず、横柄な態度を自由に表現する他人を見かけると、人はそこに不公平さを感じ、気持ちがざわつくのです。
人は、自分の人生を狭めることに、行き場のないつまらなさを感じやすいです。
したがって、精神的に自由になるには、その無意識下の我慢を知る必要があります。
何も「横柄な態度を心がけろ」というわけではありません。
そのような自由が許されていることに気がつくだけで、見える世界は広がります。
つまり、等身大の自分に気づくキッカケになるのです。
嫉妬で自分の可能性を知る
心のバランスをとるには、嫉妬で自分の可能性を知る必要もあります。
人の嫉妬や羨ましさのラインは、敗北感があるかどうかで決まると言われています。
たとえば、野球を例にしましょう。
二刀流で有名な大谷翔平が、世界をまたにかけて大活躍しています。
ただ、あれだけの大活躍でも、大谷翔平に対して、嫉妬のイメージは起こりにくいのではないでしょうか。
それは、「自分だってあれぐらいはできる」というイメージがわかないからです。
反対に、友人が異性からモテている場面を見たときの方が、嫉妬を感じやすくないでしょうか。
嫉妬は、身近な敗北感や羨ましさから来ることが多いです。
ただ、敗北感や羨ましさは、あなたがその方向へ可能性を感じている証拠でもあります。
もし「手が届かない」と感じたら、嫉妬はそこまで大きくないはずだからです。
あなたの無意識が感じた可能性へ、思い切って飛び込んでみると、世界は広がるかもしれません。
このように、嫉妬のメカニズムがわかると、妬ましさが和らぎませんか?
あなたが努力を続ける場合、羨ましいと感じる他人の姿はあなたの未来です。
つまり、”生きる意味が分かる”未来になるのではないでしょうか。
まとめ
以上、生きる意味が分からない、見い出せないときに実践したい7つの対処法などをご紹介しました。
おさらいすると、まず「生きる意味が分からない」と感じる原因として、
- 孤独感に襲われている
- つらい毎日を送っている
- 暇を持て余している
- マイナス思考である
- 毎日が単調でつまらない
- 仕事で失敗した
- 何もやりたいことがない
- 人間関係がうまくいかない
の8つをご紹介しました。
また、生きる意味が分からないときの対処法としては、
- 自分の気持ちを紙に書き出す
- 小さな生きがいを見つける
- 人のために生きる
- 短所の改善に目を向ける
- 睡眠をしっかりとる
- 明るい人と過ごす
- 口癖を変える
の7つが大切でしたね。
そして、心のバランスをとるための2つの心がけとしては、
- 無意識に我慢していることを知る
- 嫉妬で自分の可能性を知る
をご紹介しました。
この記事を読んだことで、生きる意味の新しい考え方に気がつきましたね。
人生に立ち止まったとき、すぐにまた歩き出せる、心の引き出しが増えたことでしょう。
まずは、”自分の人生を生きられているか”を考えるところからはじめてみてください!